「待て」は、ワンちゃんの食事のときで使われることが多くあります。
飼い主さんはワンちゃんの目の前に食事を置いて「待て」と言い、「ヨシ」の言葉で食事を始める、
そんなシーンが思い浮かぶかと思います。
ですが、これは「待て」というより「お預け」ですね。
我慢を教えたいという目的の場合は有効でしょうが、そればかりを続けていけば、
食事がなければ我慢ができないワンちゃんになってしまうかもしれません。
つまり、直前の指示のまま継続し、そのままじっとしていることが本来の意味「待て」と言えます。
なぜこんな話と言うと、例えばワンちゃんとの散歩で交差点の信号待ちの時も、
お座りしたままじっと待てるようになれば、飛び出す危険を回避することもできます。
このように「待て」を犬の命を守る大事なコミュニケーションとして覚えましょう。