愛犬と一緒の布団で寝るのはよくない?ダニの影響や分離不安症の対策についても解説

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いぬどし
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あなたの愛犬が静かに息をする音、そのぬくもり、そして安心感。

愛犬と一緒の布団で寝るときのその特別な感覚は、言葉では表現しきれないほど心地よいものです。多くの飼い主たちがこの時間を愛犬と共有したいと思っていることでしょう。

 

しかし、その一方で「本当に犬と一緒に寝ていいのだろうか?」と悩む人も少なくありません。

トイレの心配、ケガのリスク、衛生的な問題など、愛犬と共に寝ることには一見多くの懸念点が浮かび上がります。だからといって、その貴重なぬくもりの時間を犠牲にするのはとてももったいない!

 

この記事では、愛犬との安全で快適な睡眠のための対策をご紹介します。正しい知識と準備をして、愛犬との最高の時間を存分に楽しみましょう!

 

犬と一緒の布団で寝ても大丈夫?

愛犬との共同生活の中で、飼い主たちが最もよく抱く疑問の一つが「愛犬とベッドで一緒に寝ても問題ないのだろうか?」ということ。

結論から言えば、愛犬との共寝は大丈夫ですが、その際に考慮すべき衛生面や愛犬の安心感についての注意点もあるので、理解しておくことが重要です。

 

理由として挙げられるのは、まず、犬と人は深い絆で結ばれており、一緒に寝ることでその絆がさらに深まる可能性があります。愛犬と一緒にベッドで眠ることで、飼い主と愛犬双方にとっての安心感や安定感が得られるからです。特に、愛犬が新しい環境や家族に慣れる過程で、飼い主との一緒に寝ることで安心感を得られるケースは多いようです。

 

一方、愛犬とベッドを共有することのデメリットとして、衛生面の問題が挙げられます。例えば、愛犬が散歩から帰ってきた直後にベッドに上がることは、ベッドが汚れる原因となり得ます。ダニやノミなどの目に見えにくい衛生的な問題も気になるところです。

定期的なシーツの取り替えや掃除、愛犬の定期的な入浴や足裏の清潔を保つことで、この問題は最小限に抑えることができます。

 

愛犬とベッドを共にすることは、双方にとっての安心感を得ることができる素晴らしい経験でありますが、衛生面の配慮も怠らないよう心がけることが大切です。

 

愛犬と一緒に寝ることのメリット

近くにいることによる飼い主と愛犬の安心感

愛犬と一緒に寝ることのメリットの中で、特に重要なのが「飼い主と愛犬双方の安心感」の増強です。一緒に寝ることで、この安心感は高まり、日常生活の質が向上します。

 

犬は本能的に群れの動物としての性質を持ち、その群れの中で一緒に寝ることは安全であるという信念が根付いています。飼い主とともに眠ることで、愛犬はその群れの一員としての安心感を感じ、ストレスの軽減や安眠へと導かれます。

同様に、飼い主も愛犬の温かさや安定した呼吸を感じることで、自然とリラックスし、より深い眠りを得ることができます。

 

このように、愛犬と一緒に寝る行為は、双方にとっての心理的・身体的な安心感をもたらし、日常の生活の質を向上させる可能性が高いのです。

 

一緒に寝ることで老犬の夜泣き対策

愛犬と一緒に寝ることのメリットの中に、特に老犬の飼い主が注目すべきは「夜泣き対策」としての効果があります。老犬の夜泣きは、飼い主にとっても愛犬自身にとってもストレスの原因となりえますが、共寝はその対策として有効であるとされています。

 

老犬が夜泣きをする背景には、さまざまな要因がありますが、多くは認知症のような病気が起因しています。これを根本的に治すことは難しいですが、寂しさや不安感を軽減することで夜泣きを防止できる可能性があります。

愛犬と一緒に寝ることで、その寂しさや不安感を軽減し、愛犬の安定した心理状態をサポートすることができます。

 

老犬(シニア犬)の夜泣きの原因に関してはこちらの記事で詳しく解説しています↓↓

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愛犬と一緒に寝ることで異変にすぐ気づける

飼い主として、愛犬の健康は非常に重要です。実は、飼い主と犬が一緒に寝ることで、愛犬の微細な異変に気づきやすくなるというメリットがあります。

犬は自身の気持ちや体調を言葉で伝えることはできません。しかし、身体の動きや呼吸のパターン、夜間の鳴き声など、物理的なサインで不調や不安を示すことがよくあります。一緒に寝ていると、これらの微細な変化を直接感じ取ることができ、早期に気づくことができます。

 

とある例として、普段は静かに隣で眠っている飼い犬が、ある日突然、夜中に何度も寝返りを打ち、落ち着きがなくなりました。この異変をすぐに感じ取った飼い主は、翌日動物病院に連れて行ったところ、軽度の消化不良が判明。早期に適切な処置を受けることができ、飼い犬はすぐに元気を取り戻しました。

このように、一緒に寝ることで愛犬の日常的な様子や変化を密接に観察することができ、健康管理に役立てることができます。愛犬との深い絆と、彼らの安全・健康を守るための方法として有効です。

 

愛犬と一緒に寝ることのデメリット

犬と一緒に寝ることによる衛生面の問題

愛犬と一緒に寝ることは、心地良い時間を過ごすことができる一方で、衛生面でのリスクが考えられます。

犬は外部から多くの細菌やダニ、アレルゲンを持ち込む傾向があり、これがベッド内に蓄積することで、人間の健康に影響を及ぼす可能性があります。

 

具体的には、犬が日常的に歩く場所や遊ぶエリア、他の犬や動物との接触などから、さまざまな細菌やダニを体につけてきます。例えば、公園での散歩後、犬が草や土、水たまりなどに触れることで、外部からの細菌や寄生虫が足や体毛に付着します。この状態でベッドに上がると、それらの微生物やアレルゲンがベッドのシーツやマットレスに移るリスクが高まります。また、犬自身が持つ体の皮脂やフケもアレルゲン源となり、アレルギー体質の人には特に注意が必要です。

 

このような衛生面のリスクを減少させるためには、愛犬の定期的なシャンプーや足先の洗浄、ベッドのシーツの頻繁な洗濯、そして室内の清潔な環境維持が重要です。犬との共同生活は多くの喜びをもたらしますが、その一方で衛生面の管理も欠かせない要素となります。

 

犬と一緒に寝ることによる分離不安症のリスク

犬と一緒にベッドで寝ることは、多くの飼い主にとっての喜びとなるかもしれませんが、これが犬に分離不安症を引き起こすリスクを増加させることも考えられます。

犬は人間との強い絆や依存関係を形成する生き物であり、常に飼い主と一緒にいることに慣れると、一人にされた時の不安が強まります。

 

具体例として、毎夜飼い主と一緒のベッドで眠っていた犬が、ある日突然、飼い主の出張や旅行で一人にされた場合、これまでの日常とのギャップから強い不安を感じる可能性が高まります。このような状況が繰り返されると、犬は飼い主の不在を強く恐れるようになり、家を留守にする度に吠えたり、家具をかじったりするような破壊行動を見せることがあります。

 

このような分離不安症は、飼い主の愛情表現として犬との距離を近づけることが原因となることもあります。しかし、適切な距離感を持ちながら、犬が安心して一人の時間を過ごせる環境を作ることも大切です。犬のメンタルケアを考える上で、日常の習慣や生活環境の整え方に気をつけることが、愛犬とのより良い関係を築く鍵となります。

 

飼い主と飼い犬両方における怪我のリスク

飼い犬が一緒に寝ている飼い主をケガさせてしまうこともあれば、逆に、飼い主が飼い犬をケガさせてしまうこともあります。

 

例えば、活発な犬と一緒に寝ると、夜中に活発に動くことがあります。力のある大型犬や爪が鋭い犬の場合、飼い主に傷を作ってしまうことが考えられます。

また、特に小型犬や子犬の場合、大人の寝返りにより体を圧迫させてしまう危険があります。深い眠りの最中に寝返りを打つ際、犬の存在を意識していないと、思わぬ力で体重をかけてしまうことが考えられます。

 

犬と一緒に寝る際のトイレトラブル

犬のトイレトラブルの可能性も飼い主は理解しておくべきです。

犬の排泄リズムと飼い主の睡眠サイクルは一緒ではありません。通常の生活の中であれば、飼い主がそのサインに気づき、すぐに対応することができます。しかし、一緒に寝ている場合、深い睡眠の最中であることが多く、犬のトイレのサインを見逃してしまうことが考えられます。

 

このような事態を避けるためには、就寝前のトイレタイムをしっかりと設ける、深夜に一度トイレのチェックをするなどの工夫が求められます。愛犬との特別な時間を楽しむ一方で、こうしたリスクも常に意識して対策を取ることが大切です。

 

愛犬と一緒に寝るための安全対策

上記までで、愛犬と一緒に寝ることによる多くのデメリットとなり得る可能性について見てきました。

これだけ見ると、一緒に寝たくなくなってしまいそうですが、それぞれ対策することで最悪な事態を予防することもできます。

 

以下では、愛犬と一緒に寝る際に気をつけるべきポイントを挙げます。

 

衛生面の管理

犬が外から入ってきた場合、泥や汚れ、寄生虫を持ち込むリスクがあります。寝る前に犬の足や体を拭く、定期的なシャンプー、ノミ・ダニの予防をしっかり行うことが重要です。

 

ダニの対策としては、ダニ捕りシートが簡単かつ有効です。

ダニは通常の掃除機だけでは退治できません。例えば、布団などのダニを完全に駆除するには、布団乾燥機を利用しなければならなかったり、クリーニングに出さなければならなかったりと大変です。

 

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分離不安の予防

常に一緒に寝ることで犬が飼い主依存を強め、分離不安症を発症する可能性があるため、時折別の場所で寝る習慣をつけるなど、適度な距離を保つことが大切です。

 

怪我の予防

犬にベッドのどこで寝るか、特定の場所やクッションを指定することで、寝る場所の定位置を固定することができます。そうすることで、お互いが寝る領域を圧迫したり、強い接触が起こることを防ぐことができます。

 

トイレの確認

就寝前に犬のトイレを確認し、必要であれば最後の散歩を行っておくことで、夜中のトイレの要求を減少させることができます。また、就寝前の食事や水分摂取は控えめにすることで、夜間にトイレの要求が増えることを防ぐこともできます。

 

まとめ:対策をしたうえで、犬を一緒に寝よう!

愛犬とのぬくもりを共有する時間は、私たちにとっても愛犬にとってもかけがえのないものです。その特別な時間を最大限に楽しむためには、いくつかの注意点や対策を心掛けることが大切です。

トイレのリスク、衛生面の問題、ケガのリスク、分離不安症のリスクなど、一緒に寝ることにはさまざまな懸念点があります。しかし、それらのリスクを十分に理解し、適切な対策を施せば、安心して愛犬との睡眠時間を楽しむことができます。

 

結局のところ、愛犬と一緒に寝るかどうかは飼い主の選択です。しかし、その選択をする際には、可能なリスクをしっかりと理解し、それを回避・軽減するための具体的な行動をとることが不可欠です。正しい知識と対策を持って、愛犬との特別な時間をより安全に、より楽しく過ごしましょう!