流れを細かく、順を追ってご説明します。
(1)おやつなどで、ケージの入口近くに誘導し、さらにケージの中から奥へ誘導する。
(2)ケージの中でおやつなどを食べさせる。
(3)おやつなどで誘導しながらケージの外に出す。また中に誘導して食べさせる。
(4)扉を開けたまま、おやつやフードを入れた食器を置いて、ケージの中で食べさせる。
(5)上記(1)~(4)を繰り返し行い、慣れてきたら、食べている間に扉を閉める。
(6)食べ終わる前に扉を開け、閉じ込められたと思われないようにする。
以上です。
ケージやキャリーバッグは、動物病院に連れて行く時だけに使わず、
日頃から扉を開けた状態で部屋に置き、
ペットがくつろいだり眠ったりする「安心できる場所」として慣れておくようにするともっと良いでしょう。
そうすると、避難時の速やかな連れ出しもでき、
ケージの中で過ごす時間が長くなる避難生活でもペットのストレス軽減につながります。
(参考)環境省 動物愛護管理法 パンフレット等より